メディカルトピックス
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C型肝炎

1.C型肝炎とは

C型肝炎は肝炎ウィルスが感染し肝臓に炎症と肝機能障害を起こす病気です。C型肝炎にかかると自然に治ることは少なく、約80%の人が慢性化します。
治療せずに慢性肝炎を放置すると20〜30%の人が10年〜30年で肝硬変になります。
また肝硬変になってしまうと、60〜80%の人は肝癌になってしまいます。

2.肝炎の感染経路は?

輸血や血液製剤、過去の医療行為(手術、注射など)、鍼治療などからの感染が大部分です。

但し、C型肝炎の診断ができるようになった現在では、輸血や医療行為から感染する心配はほとんどありません。
また、母子感染や性行為感染もまれとされています。

3.肝炎の診断は?

血液検査でC型肝炎抗体を調べます。但し、抗体陽性であってもすでに治っている可能性もありますので、その場合には血中のウィルスの遺伝子型を調べることでインターフェロン治療の有効性も予測可能です。

4.肝炎の治療は?

治療には、肝臓の炎症を抑える肝ひご剤治療(注射、内服薬)と、肝炎ウィルスを排除するインターフェロン治療によって1/3の人は肝炎ウィルスが完全に排除され、1/3の人ではウィルスは残りますが、肝炎が鎮静化され、残りの1/3の人は残念ながら効果がありません。
インターフェロンの副作用には、発熱、甲状腺機能障害、間質性肺炎、精神症状(うつ症状)などがあり、注意が必要です。

また、最近ではインターフェロンとの併用で治療効果が上がるリバビリンという新薬が注目されています。

5.最後に

過去に輸血、手術をしたことがある方や肝機能(GOT、GPT)障害を言われたことのある方は、ぜひ一度C方肝炎の検査をされることをおすすめします。

どうぞお気軽にご相談ください。

外科部長 賀来 宗宏
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